
インド人かヨガにでも関わらない限り、今日の日本ではなかなか出会うことはない
バガヴァッドギーター。
私はみお先生が好きで、毎週土曜日のクラスを楽しみにしています。
私はヒンドゥー教徒ではないので、
アートマンやブラフマンetc. 抽象的で難解な部分もありますが、
基本的には【道理】を教えてくれるものだと思っています。
昨日のブログでは、空を見上げるのが好きと書きましたが、
こういう経典では「ちゃんと地に足をつけて生きなさい」と気づかされる感じでしょうか。
人として大事なことを教えてもらいます。
私はメモとか取らないで、リラックスして講義を聞いているだけなのですが
学びが多いです。
ギーターの中でも私がすごい感銘を受けたところは、
『批判も称賛も同じ境地に見る』 というところ。
人は批判されたら悲しいし、称賛されたら嬉しいものです。
でもそこにとらわれないで、同じであるという心持ちで生きていく。
かっこいいなぁと思いました。
成功も失敗もなく、淡々と生きていくような感じ。
こういう哲学・思想・経典を学んで頭で理解したつもりでも、実生活は難しいです。
逆に実生活で経験したことが、ギーターとかに書いてあったりします。
そういう時は、すんなり入ってきます。
だから若い時よりある程度人生経験を積んだ方が、
そして苦しみが多かった人の方が、「分かる」かもしれません。
この向井田みお先生のギーターの本は、上下に分かれているのもあるので、
今度UTLに行ったら買おうかなと思っています。